「YVES TUMOR」と一致するもの

=BACK IN= 栄華となった土地はあっという間に朽ち果て歴史となる。救ったのは彼女たちであった。ICEAGEのホームレーベルEschoからデビューし出したシングルは全てレア。そしてXLとサインし出したシングルも即レア。革新的な新世代R&Bエレクトロニックから彼らは月の妖精となりBJORKがあれこれ彷徨った現代に決定的な光を捧げる。SMERZ、2021年デビュー・アルバム。エレクトロニックに興味がなかった青春真っ只中のRIHANNAがDEAN BLUNTとYVES TUMORと出会いARCAが示した近未来の先の物語を演じると私は1922年の北欧の森の中で見上げる洋館から振り向き彼女たちの戯れを眺めている。彼女たちとは一体。デンマークやコペンハーゲンはこの作品ために存在したのかもしれないと思わせる傑作。

待望のヴァイナル。88RISINGのヴァイナルはほとんど出ません。マストすぎ...ジョージ、どうした、ジョージ。ユーチューバーから音楽を真面目にやると宣言し88risingに所属しいきなりバカHITを飛ばした1stもナイスではあったが、2ndにあたる本作は彼が本当に真面目に音楽を学んでいることがわかる前作とは比べ物にならない秀作だ。音楽を学ぶというと徹底し職人気質な自己に満足するただの小難しいミュージシャンに陥るのが常であるが、彼はそれを理解した本当に稀有なセレブ・アーティストである。CLAIM CASINO、LIL YACHTYといったセレブ枠からのゲスト・セレクトも間違えていないし、YVES TUMORをフィーチャリングしているのはとにかく勉強しているし、それ以外の楽曲もそっちに寄せてきている感じで、しかもしっかりと自身の立場も忘れていないマスアピールも抜群だ。2020年作品、2021年フィジカル・リリース。

THROBBING GRISTLE、S.P.K.、LAIBACH、ASMUS TIETCHENS、THE HAFLER TRIOなどの初期作品をリリースしているレーベルWalter Ulbricht SchallfolienのオーナーDR. KURT EULERことUlrich RehbergことDITTERICH VON EULER-DONNERSPERGの最新作（ジャケでもう）がCHRISTOPH DE BABALONなどリリースするハンブルグのV I Sより。歯医者のドリル的不快音からハッとする美的音まで断片を並べたCOIL~CURRENT 93、NOCTURNAL EMISSIONS、初期PSYCHICK TV〜DEDEKIND CUT、MARK LECKEY、YVES TUMORファンにまでおすすめインダストリアル・アート作２１曲入り。ナンバリング入り限定300枚レッドヴァイナル、ライナーノーツ封入。

-LTD. BIG LOVE EXCLUSIVE. PICTURE 7 inch + LTD. JAPAN SLEEVE EDITION- アンダーグラウンドの帝王から世界へ向かう（JOJIの新作にも参加）YVES TUMORのアルバム未収、Hood by Airのミューズとして絶大な人気を獲得しながらいとも簡単にファッション業界と縁を切り音楽活動へ向かったHIRAKISHとOPNの秘蔵っ子でKELELAなどを手がけるプロデューサーNAPOLIANをフィーチャーした傑作曲でありながらアルバム未収となっていたナンバー。が、WARP制作のピクチャー・ディスクにてL.A.のMount Analogと東京原宿BIG LOVEの世界限定2店舗のみにてエクスクリューシブ（しかもBIG LOVEのは日本語翻訳付きジャケット封入）超限定プレス販売。両性具有のエイリアンがARIEL PINKとDAVID BOWIEの「Scary Monsters 」を飲み込んでネオ・シティの間をダンスしているかのようなミュータント・ソング。

=BACK IN=　ベルリンのエレクロニック・プロデューサーでありシンセサイザーの開発者でもあるErik WiegandのプロジェクトERRORSMITHがコンピレーション『Mono No Aware』のヒットやYVES TUMORのリリースでさらなる新たな波を起こしているベルリンのPANよりアルバムをリリース。ネオ・アフリカンGQOM的跳ねてるビートにPOWELL〜MARK FELL直系の抜け+反復のシンセサイザーがファンクに飛び交うPAN中で今年最もストレートに脳天とフロアを直撃する2LP。