
LARAAJI、DON SLEPIAN、KARMA MOFFETT、WILLIAM EATONなどNumero Group、Mississippiのアンビエント版と言えそうな60s以降のニューエイジなアメリカーナを展開するレーベルMorning Tripより、スティール・ギター奏者DANIEL HECHTの73年にリリースしていた自主盤オンリーの1st Album、その名も"Guitar"が初リイシュー。当時ウィスコンシン州マディソンのコミューンにて、自給自足の生活をしながらANDRÉS SEGOVIA、MISSISSIPPI JOHN HURT等のスタイルから学んでいた彼がニューヨークのストリート・レジェンドMOONDOGに出会い、強い勧めで録音したという面白い曰く付きの一枚。後にアメリカン・アコースティックギター・ゴッドJOHN FAHEY
に認められていくことになるDANIEL HECHTの静けさから激情まで幅広い作曲能力とオリジナルなスタイルが既に花開いてたというこれ系のインスト・アンビエント・カントリーファンは全く外さぬ垂涎の豊かなアルバム全8曲。