「ECHO 」と一致するもの

=BACK IN= R.I.P.。SPANKY & OUR GANGが1967年に発表したヒット曲"Sunday Morning"の作者としても知られるシンガー・ソングライターMARGO GURYAN、1968年に発表された唯一のソロ・オリジナル・アルバム。ウィスパー・ヴォイスでありながら「Pet Sounds」に影響を受けたサイケデリック・ドラッグ感が見事に異種マッチした唯一無比の傑作ソフト・サイケデリック・ロック。MELODY'S ECHO CHAMBERは確実に彼女の影響下にあります。2021年Reissue。

=BACK IN=　-LTD. RED VINYL- 昨今のフォーク・ミュージック女性歌手の数々の登場はムーブメントに留まらない充実を感じますが、その中でもそしてSacred Bonesとしても会心の一発と言える女性が登場。オーストラリア出身INDIGO SPARKE、2021年1stアルバム。雰囲気に流されがちなスタイルに負けないセンスの吐露具合はまるでその音は彼らよりさらにオーセンティックでありながらまるでBIG THIEFとJESSICA PRATTを足してPARIS TEXASしたかのような...と思えばCo-プロデュースにBIG THIEFのADRIANNE LENKERとANDREW SARLOが。さらに同じくBIG THIEFのJAMES KRIVCHENIAとなんとNICK HAKIMが参加という、スリーブもルックスも見れば全て納得の希少価値といった現代の一枚。

-LTD. WITH 7" EDITION. 配信限定で発表された楽曲2曲を収録した7インチ付限定2LP盤＋今なら海外版B2非売品ポスター付き-　L.A.ヤング代表ダダリオ兄弟によるThe LEMON TWIGS、世界制覇へ向けた2018年2ndアルバム。MELODY'S ECHO CHAMBERも絶賛していたので間違いないと聴く、あっという間に兄貴分FOXYGENも超えていってしまった、ROLLING STONES ~ T-REXにBILLY JOELにTODD RUNGLENにな70'Sロックをミックスしながらも現代への落とし方がもうぐうの音も出ない天才技でまるで今のARCTIC MONKEYSを標的にしたような...と思ったら彼らとツアーそしてなんと TODD RUNDGREN参加。全14曲収録2枚組。＊ポスターは毎度のことでかいので折れます。というか送られていた時点でシワがありそうです。それでも綺麗なのを選んで筒で送れという方はコメント欄に筒希望と明記くだされば追加手数料合わせて500円で郵便で別送しますのでご指示ください。

ブリストルの深部レーベルHold Tight初アナログリリース作品はINNER ECHOのトラックにグライムMC REDDERS & BUGGSYをフィーチャーした1枚。インスト＋２ Remixを収録した計４トラック。

=BACK IN=　フランス出身の女性MELODY'S ECHO CHAMBER、FAT POSSUMより発表された2010年代の名盤のひとつと言える2012年デビューアルバム。CAT POWERがMY BLOODY VALENTINEとSTEREOLABを連れ90年代初頭のパリに舞い降りたかのような狂気と希望に溺れたフィードバック・ヌーヴェル（本当の）ロマンス以上の戦い。

=BACK IN= -LTD. BABY PINK & BLACK VINYL- これまで多くのそれ界隈のバンドやアーティストをサポートしていたメルボルンのマルチミュージシャンNicole Thibaultが結成したバンド、THIBAULT、2020年1stアルバム。CLAUDINE LONGETとMELODY'S ECHO CHAMBERとJULIA HOLTERを足してSTEREOLABで割って現行オージーインディを振りかけたのごとくの私が求めていたギターバンドによるドリームとポップ。と思えば本家STEREOLABのTim GaneなんとBIKINI KILLのKathleen Hannaが絶賛。プロデュースはThe GOON SAXを手がけたJames Cecil。

-LTD. NEON PINK VINYL- 1999年デビュー、2003年にBella Unionとサインし発表された「Troubled By The Fire」で注目を浴び、半メジャーNonesuchに移籍し発表した2005年のアルバム「Year Of Meteors」はでもヴァイナルはあのKill Rock Starsからとといった事実からわかるよう正しく絶賛されたポートランドのシンガー・ソングライターLAURA VEIRS、2020年アルバム。LAURA MARLINGと共にしっかりとキャリアを積み上げるJULIA JACKLINさえひれ伏すフォーク・カントリーをベースにしながらも大きなドリームとポップが覆う全10曲。

=BACK IN=　Gorilla vs BearのChrisが久々に始めたニュー・レーベルLuminelle Recordingsの第一弾カナダはモントリオールのHELENA DELAND、2018年デビュー・シングル。MELODY ECHO CHAMBERとAMBER ARCADESの間に挟むその横のCAT POWERとSADEと...とにかくロマンスは去ったがなぜなら恋に憧れるだけの時代じゃないからとロマンスする限定400枚。

-CASSETTE EDITION-　MELODY'S ECHO CHAMBERのバック・メンバーでもあるモード・ナダルのソロHALO MAUD、あのUK Heavenlyより2018年1stアルバム。90'sヌーヴェル・ポップの逆にエッジーなソフィスティケイテッド部分だけ引き継いだところへMELODY'S ECHO CHAMBERのあのベースラインとDUNGEN的サイケデリックを恋愛させたかのような日常のアムール・ドラッグ・アルバム。

=BACK IN=　フランスはアヴィニョンの女の子Pauline de TarragonによるPI JA MA、2019年1stアルバム。ヌーベル・ポップをしっかりと継承しながら昨今の母国ガレージ・ムーブメントに呼応しつつ可愛いらしいジャケットとは裏腹に冷静なるポップ・イズムを見せるところが皮肉屋フレンチの良い文化を一段上で鳴らすやはりバーニング近しと予感させる逸材。と思えばMELODY'S ECHO CHAMBERのバック・バンドのメンバーでHeavenlyからアルバムを出したHALO MAUD参加。全11曲。

カナダ・モントリオール出身のChloe SoldevilaによるANEMONE。2010年代を牽引した音楽ブログGorilla vs BearがFat Possum傘下に設立したニュー・レーベルLuminelle Recordingsより。まるでTENNISの見せかけだけではない本物のロマンスにMELODY'S ECHO CHAMBERの躁鬱プログレッシブを愛したかのような、ムムムこれはこの手では滅多にないほど良い。しかも女や社会を言い訳にせず一人で堂々と生きながらも、何か男の弱いところを知っている何か男がムンムンしそうな魅力を持っている顔と雰囲気だ...買いう。

2010年代のミュージック・カルチャー・シーンを牽引した音楽ブログGorilla vs BearのChrisが始めたニュー・レーベルLuminelle Recordings。その第二弾として登場したカナダはモントリオールの女性Chloé SoldevilaによるANEMONE。SAINT ETIENNEとMELODY'S ECHO CHAMBERを混ぜてもちろんロマンス入れたしかし少し前の甘いだけのそれじゃないというところがGorilla vs Bearイズムな全7曲。

-CASSETTE EDITION-　何度も復活と言われながらコンスタントに毒舌を吐くために活動するイアン・マカロックによるECHO & THE BUNNYMEN、2018年アルバムは過去の楽曲をストリングス・アレンジした作品。"Bring on The Dancing Horses"に始まり"Lip Like Sugar"、"Resque"、"Zimbo"、"Seven Seas"、"Ocean Rain"そして"The Cutter"までアンセムと新曲"How Far?"含む全14曲、ストリングス・アレンジと言いつつストリングスはあまり聞こえないほぼセルフ・カヴァーと言うかほぼ変わりません。元々絶頂期からコレ同じ曲ではと思う曲を散りばめていたので...さすがイアン・マカロックと言える一枚です。